11月1日に毎月参加させていただいている眼科症例カンファレンスに行ってきました。
今回は斎藤先生がアメリカの獣医眼科学会で発表された内容を聴くことができました。
それと人間のドライアイの定義は犬猫に全て当てはまるのか?という議題。
とても勉強になりました。
毎月参加していても毎回新しい知識や経験談を聞かせてもらえるのでとても楽しいです。
来月で150回目となりますが、私が開業する前にこのカンファレンスがスタートしているのでもう12年以上になります。
時が過ぎるのがあっという間です^^。
さて、いつも当院で作っているスープなどを今までご紹介してきましたが、今回は飼い主様から「先生、こんなの作ったけど美味しそうに食べてたよ~!」とメールをいただいたので、皆さんにも是非ご紹介したいと思います。
今回のレシピはM・ピンシャーのチビちゃん&パッ君ママのSさんに教えていただいた「鰯のつみれスープ」です♪。
①鰯は、頭を取り、腹を斜めに切り内蔵を取り、綺麗に洗います。
(ここで、中骨の上に人差し指で、腹から尻尾にかけて、開くと手開きできて、尻尾を折り尻尾からはがすと、中骨が綺麗にとれますよ)
②洗った鰯を、ぶつ切りにして、洗った生姜を小分けに切り、一緒にミキサーします。すると、中骨までも分からなくなります。(犬用なので、念のためさわって骨チェックしました)
③2本のスプーンで互い違いに成形し、少量なので、フライパンで、蒸し焼きにしました。
④我が家は、大根野菜スープをいつも犬用に作ったのがあるので、ハンバーグにし、トッピング風にしました。
⑤同時に鰯の水煮も作ってみました。2時間煮ると身は軟らかくなり、翌朝にはさらにホロホロに。
⑥鰯のつみれと大根の野菜スープにドライフードを足しました
⑦こちらは鰯の水煮とドライフードです。
調理中待ちきれないお二人さん(笑)。
チビちゃん「いただきまーす!」
パッ君「待った甲斐があったよー!」
上記のやり方に人参などのお野菜を混ぜてハンバーグを作っても良いかもしれないとのことでした。
チビちゃん&パッ君のお父さんも鰯のつみれが大好きだそうで、奥さんが作ったことをお話したら楽しみにされていたそうですが、2匹がとても美味しく食べてしまって、つみれが1個しか残らなかったらしく、お父さんは「何故俺は1個だけなんだ・・・」と凹んでしまったそうです(笑)。
次の日にお母さんがさらに鰯を買い込んで、3人のためにいっぱい作ったそうです^^。
素敵なご家族ですね。
魚1匹丸々使っていますから、カルシウムやオメガ3脂肪酸のバランスなども他の獣肉よりも優れているので素材としてはとても理想的ですね。
Sさん、また新しいレシピお待ちしてま~す!。