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「統合医療栄養学セミナー」と帝王切開

 

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最近かなり蒸し暑くなってきましたね。

今年はかなりの真夏日になるとか。

ヒトも動物も熱中症には気を付けましょうね。

 

さて19日に病院を休診にさせていただき、獣医比較統合医療学会の栄養学セミナーの最終回に参加してきました。

去年の11月から計4回受講しましたが、とてもタメになるセミナーでした。

正直自分の今までの常識が覆されました。

今回のセミナーは実際に臨床の現場で手作り食やチョイ足しレシピなどを実践された先生方が20症例の経過を発表してくださいました。

動物の満足度だけでなく、飼い主さんも満足度が高い経過をたどった子が多く、やはり「食」は生き物にとってとても大切な物であることを実感しました。

今後も犬や猫にとって最適な栄養療法を提案していきたいと思います。

 

次の日の夜にはM・ダックスのかりんちゃんが「破水したかもしれない」とのことで来院されました。

分娩予定日は約1週間後くらいでしたが、体温も下がってきていたので一般外来終了後帝王切開を行いました。

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手術は無事終了し、元気な赤ちゃんが産まれました^^。

かりんちゃんもとても良く頑張ってくれました。

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翌日念のために様子を見せに来てくださいましたが、母子ともに元気でした。

術前からのかりんちゃんの貧血も改善傾向だったので一安心です。

お家でも一生懸命子供をお世話しているみたいです。

誰に教わったわけでもないのに母親って凄いですよね。

かりんちゃんこれからも子育て頑張ってね!。