3月から通い始めた比較統合医療学会の栄養学セミナー実践編ですが、第2回目に参加してきました。
今回はなんと犬猫の手作り食を実際に作って学ぶという会で、これが目当てで申し込んだというのもあります。
場所は目黒で行われました。
4月中旬だったのでだいぶ桜は散っていました。
学会で調理実習なんて聞いたことありませんでしたし、「参加獣医師はエプロン持参」でした^^。
まずは今日みんなで作るメニューの説明があり、その後はグループ分けで4組に分かれていよいよ開始です。
蒸し料理から、手作り流動食、グリーンスムージーまで、4種類の課題料理をグループで作っていきました。
グリーンスムージーは普通に美味しかったです(笑)。
個人的に一番知りたかったのが手作りの流動食です。
今回講師の先生から「何か作ってみたい種類の食餌はありますか?」と3月の講義の時に聞かれたので、是非とも手作りの流動食の作り方を教えて欲しい旨をお願いしていました。
今までですと市販の動物用の流動食を使用していましたが、今回教えてもらったレシピだとカテーテルやシリンジポンプからも給餌ができるので、早速当院でも作ってみました。
そちらの記事はまた後程アップしたいと思います。
ワイワイガヤガヤと集まった皆さんで作った料理が出来上がりました。
このころには夕方になっていましたので、自分もお腹がグーグーなってました(笑)。
できあがった食餌は講師の荒木先生のワンちゃん達に食べてもらいました。
まぁ美味しそうに2匹とも食べる事(^^♪。
しかも4グループで4つのレシピを作っているので、皆で「流石に食べ過ぎだね^^;」ってなりました。
荒木先生曰く、「今晩はご飯抜き」だそうです(笑)。
いつもの知識だけを学ぶ学会も楽しいのですが、今回はまた違った楽しさがありました。
何人かの先生には「先生の病院でやっている’本日のスープ’っていいアイデアですね!。うちでもやってみようかな」って言っていただきました。
荒木先生には「スープ先生」というあだ名まで付けていただきました(笑)。
やっぱり作り立ての食餌は人間も動物も美味しいに決まってますよね。
今度は当院で作ったポタージュスープについて書きたいと思います。